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プレスリリース

2017/06/12

「民泊新法」の可決・成立を受け、ジャービスがスマートホテルの開発を促進 -カプセルホテルを含む「これからの宿泊施設」の企画・開発・運営に向け本格稼働-

株式会社リミックスポイント(証券コード:3825、本社:東京都目黒区東山1丁目5番4号KDX中目黒ビル、代表取締役社長:小田玄紀)(以下「当社」)の子会社である株式会社ジャービス(以下「JARVIS」)は、2017年6月9日、「住宅宿泊事業法」(以下「民泊新法」)が参議院本会議で可決され、成立したことを踏まえ、訪日観光客の多様化する宿泊ニーズに対応する形で「スマートホテル」(*)の企画・開発・運営を本格稼働させることを決定しましたのでお知らせいたします。

 

 *「スマートホテル」とは、例えば、「簡易宿泊所+ホテル」「サービスアパートメント+ホテル」「サービスアパートメント+民泊」といった新しいスキームの宿泊施設のことをいいます。

 

 

1.本件取組の背景

当社は、法律改正・規制緩和される事業領域に対して積極的に事業開発・投資を行っております。訪日外国人観光客が2016年で2400万人となり、2017年は1-4月で既に累計911万人に達しています。日本政府が設定した2020年の訪日外国人観光客の年間目標数4000万人が現実になることが期待される中、民泊を含む多様な形の宿泊施設の需要がまさに高まっています。

 

当社グループの旅行関連事業の領域では、こうしたインバウンド需要が加速していく中、2016年8月10日にJARVISを設立し、合法的民泊施設の企画開発および従来の宿泊施設規格に捉われないホテルの企画開発を推進して参りました。

 

この度、2017年6月9日に民泊新法が成立しましたが、これは既存住宅等を活用した民泊サービスを健全化するための法整備であり、民泊サービスの営業日数を年間180日を上限とする等、届出、登録等の一定の要件を満たすことで民泊が合法的に認められるようになります。詳細については、国土交通省および厚生労働省がガイドラインを策定することとなっております。なお、上記の年間180日の営業日数上限については各自治体が条例により引き下げることが可能であり、具体的な基準は未定であり、今後政省令に委ねられる見込みです。
また、旅館業法の一部改正案も衆議院厚生労働委員会に付託されており、民泊新法の本則施行も来年度を予定されている中で、様々な宿泊ニーズに対応した、時代即応型の宿泊施設の提供がますます求められるようになると考えられます。

 

 

2.JARVISの取組

JARVISは、コンパクトホテルの企画開発から海外のラグジュアリーホテルの設計・開発を手掛けたメンバーで構成されています。現在、各メンバーは、これまでの経験値およびノウハウを活かし、ホテル、民泊事業等に新規参入する事業者様等に対し、適切な事業運営を実現するための企画立案、商品計画から施設運営にいたるまでのコンサルティングを提供しております。

 

インバウンド旅行客の急増により、旅行客を従来の宿泊施設だけで対応することは困難であり、民泊施設などが増加している現段階においても、訪日外国人観光客を含む宿泊需要に応えることは難しいと考えられます。JARVISでは、2020年までに札幌、東京、大阪、福岡、沖縄を中心に、自社ブランドの施設4棟、外資系ホテルを含む他社ブランドのホテル、カプセルホテルなどの企画開発・運営を6棟、現時点で計画しています。今後も全国主要都市を中心に、時代即応型のスマートホテルの企画・開発・運営受託を行って参ります。

 

なお、JARVISでは、この度、雑誌、広告、ウェブ等数々のメディアでも活躍中の、アートディレクター・野口孝仁氏、および、建築家・黒崎敏氏をメンバーに迎え入れ、既存のホテル、簡易宿泊所に対して高付加価値を提供する商品計画の分野を強化します。

 

 

野口 孝仁 (アートディレクター)

株式会社ダイナマイト・ブラザーズ・シンジケート代表
マガジンハウスにて「ポパイ」のデザインを担当。その後、1999年、ダイナマイト・ブラザーズ・シンジケートを設立。「ELLE」「装苑」「GQ JAPAN」「Living Design」「Harper’s BAZAAAR日本版」「MilK日本版」「東京カレンダー」「FRaU」など多くの雑誌デザインの実績がある。現在では「美術手帖」「Winart」などの雑誌デザインから、企業やブランドのCI、カタログ、会報誌、ビジュアル制作、大手百貨店等の広告でも活躍。鶴屋吉信をはじめ、企業ブランディングにもデザインの力で大きく貢献している。

 

出   演:2009年NHK「トップランナー」

主な受賞歴:2006年 One Show Merit Award
      2013年 reddot design award winner
      2015年 日本パッケージデザイン大賞 入選
      2015年 German Design Award International
      2015年 A’ Design Award & Competition Silver

 

 

 

黒崎 敏(建築家、デザインディレクター)

株式会社APOLLO一級建築事務所代表
大手ハウスメーカー新商品企画開発、設計事務所主任技師のキャリアを経て2000年に自身が主宰する設計事務所APOLLOを設立。現在は、邸宅、ヴィラ、リゾートホテル、クリニック、商業施設の設計を中心に、国内外で設計活動に従事。16年間で150棟もの作品を世に送り出す国内屈指の実践派建築家であり、2016年にはオランダよりオールカラー&600ページのAPOLLOモノグラフが刊行されている。

 

一級建築士、統括設計専攻建築士、
日本建築家協会登録建築家
Asia-Pacific Economic Cooperation ARCHITECT
明治大学理工学部建築学科卒業
2008~2010年日本大学理工学部非常勤講師。
2014年慶應義塾大学大学院非常勤講師

 

主な受賞: GOOD DESIGN AWARD(日本)
      東京建築賞(日本)
      日本建築家協会優秀建築選(日本)
      Modern Living Award(日本)
      HISE Design Award(スロベニア)
      Wallpaper Design Award(イギリス)
      BUILD Architecture Awards(イギリス)
      Architecture Awards for 2016(イギリス)
      GERMAN DESIGN AWARD(ドイツ)
      ICONIC Award(ドイツ)
      Design for Asia Award(香港)
      INTERNATIONAL SPACE DESIGN AWARD(中国)

 

 

<JARVISの概要>
商号  : 株式会社ジャービス
資本金 : 5000万円(リミックスポイント100%子会社)
代表者 : 代表取締役社長 安藤健志
設立  : 2016年8月10日
所在地 : 東京都目黒区東山1-5-4KDX中目黒ビル2階
事業内容: 宿泊施設の企画・開発・運営、不動産開発投資・開発事業
ホームページ:https://www.jarvisinc.jp/

 

 

JARVISは、宿泊施設に対して、電力供給、省エネ機器の導入、仮想通貨による代金決済採用の提案など、当社グループの事業シナジーを図りつつ、従来とは一線を画し、お客様の多様なニーズに対応できるよう、企画・提案を実現して参ります。
これからのJARVISおよびリミックスポイントグループの取組みにご期待ください。

 


当リリースに関するお問い合わせ
株式会社リミックスポイント
https://www.remixpoint.co.jp/
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