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女性活躍推進・仕事と子育ての両立推進Female success promotion, Child-care support

女性活躍推進

2023年4月時点で、女性の社員構成比は48.3%、女性管理職比率は27.7%です。過去3年間の女性勤続年数は減ることなく伸び続けており、女性の定着率が上昇しています。
今後もさらなる女性の活躍推進を目指し、管理職直前の女性を対象とした管理職研修や働き続けながら子育てをしている女性社員向けのキャリア形成研修等、女性が能力を十分に発揮できるようなキャリア支援を実施します。

採用した労働者に占める女性労働者の割合

入社人数 女性人数 割合
2022年 22人 6人 27.3%

管理職に占める女性労働者の割合

管理職総数 女性管理職数 割合
2022年 49人 10人 20.4%

男女の平均勤続年数の差異

全体勤続年数 男性勤続年数 女性勤続年数 差異
2021年 2年5カ月 2年7カ月 2年3か月 86.7%
2022年 2年11カ月 2年11カ月 2年10カ月 94.9%

男女の賃金の差異

2022年 62.4%

(男性を100とした時の女性の賃金比)上位役職者が少ないことが主な要因

活躍している女性へのインタビュー

・一般職から管理職へ(Oさん)

1、仕事で大変だったことはありますか。
管理職になる前となった後で、仕事の大変さに変化があった場合は、そのあたりも含めて教えてください。

仕事の進め方や手段など1から自分で考え、最後まで問題なく成し遂げる事に大変さを感じましたが、達成したときにはやりがいと自身の経験の1つになったと感じられることでもありました。
管理職になった後では、業務の進捗状況や目標達成に向けて計画的に行えているかチーム全体を見ること、今まで以上に臨機応変に対応するため、担当チーム以外のメンバーとの情報共有や連携を取るために必要な横のつながりを意識するよう努めました。

2、一般職から管理職に変わった際、大変だったことはありますか。
マネジメント面で大変だったこと・どのようにその大変さと折り合い付けているかについてを含めて教えてください。

マネジメントする立場上、指示したやり方が正しく伝わっていて滞りなく結果が出せているか、困難に陥っていることはないか、業務に臨む姿勢や立ち振る舞いなど見本になる行動がとれているのか、などの事を意識して、また大変さを感じました。
業務責任の増加に伴うプレッシャーに対しては、一人で頑張ろうとせずメンバーにも仕事を任せる、全てを管理しようとせず抱え込まない、まず目の前の仕事に淡々と向き合う という事を心掛けました。

3、ワークライフバランス(仕事と家庭の両立)を実践するうえで工夫していることはありますか。

リミックスポイントは時差出勤、在宅勤務など環境整備が進んでいるため、業務スケジュールに応じて柔軟な働き方を選択する事が出来ています。
そのことがストレス軽減につながり、バランスよく仕事と家庭の両立が取れていると感じています。

仕事と子育ての両立推進

2023年4月時点で、産休・育休を取得した女性は100%復職しています。男性の育休実績は3件ですが、今後、「男性育休100%宣言」への賛同を予定する等、男性の育休取得推進を強化します。

育児支援制度

休暇・休業

妊娠・出産のため

制度名称 内容
母性健康管理措置 保険指導または健康診査等、通院のため、申告により取得可能
妊娠23週まで:4週に1回
妊娠24~35週まで:2週に1回
妊娠36週~出産まで:1週に1回
※医師がこれと異なる指示をしたときは、その指示により必要な時間
[無給]
産前産後休暇 申告により取得可能
産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間)、産後8週間に取得可能
※産後6週間を経過し、医師が支障ないと認めた場合は就業可
[無給]

育児のため

制度名称 内容
育児休業 申告により取得可能
子の1歳の誕生日の前日までの間、2回まで分割して取得可能
保育所に入所できない等の場合、1歳、1歳6ヶ月の時点で半年ごとに延長が可能。最長2歳の誕生日の前日まで
※一部要件に該当する場合は、1歳2ヶ月まで
[無給]
出生時育児休業 申告により取得可能
子の出生後8週間以内に最大4週までの間、2回まで分割して取得可能
[無給]
看護休暇 申告により取得可能
子の看護、予防接種・健康診断への同行など、子の小学校就学前まで取得可能
子1人につき年度5日(2人以上の場合は年度10日)
始業または終業まで連続して、時間単位で取得することができる
[無給]
育児目的休暇 申告により取得可能
養育のため、小学校就学の始期に達するまで取得可能
子1人につき年度3日(2人以上の場合は年度7日)
[無給]
母性健康管理措置 保険指導または健康診査等、通院のため医師の指示を受けた場合、取得可能
産後1年以内:医師の指示により必要な時間
[無給]

勤務措置
制度名称 内容
(妊娠中)
母性健康管理措置
保険指導また健康診査等について医師等の指示を受けた場合、取得可能
通勤緩和:1時間の時間短縮または1時間以内の時差出勤
休憩:適宜休憩の延長、回数の増加を認める
作業軽減、勤務時間短縮、休業等:医師の指導内容に従う
[無給]
(育児)
時間外勤務の制限
・深夜業の制限
申告により取得可能
3歳の誕生日前日まで:時間外勤務の制限、深夜業の制限が可能
小学校就学の始期に達するまで:時間外勤務の制限(月24時間以上の制限)、深夜業の制限が可能
(育児)
短時間勤務
申告により取得可能
1歳の誕生日前日までの(女性):実働5時間まで制限が可能
3歳の誕生日前日まで:実働6時間まで制限が可能

その他
制度名称 内容
在宅勤務 柔軟で効率的な時間活用を促進することで、育児と仕事の両立を支援し、パフォーマンスの最大化のため出社と在宅の組み合わせを推進

育休から復職した方へのインタビュー

・2022年4月復職_女性(Iさん)

1、スムーズに産休育休を取得出来ましたか。
産休育休に対する説明や、上司部下同僚のサポートや理解などは十分だったかと併せて教えてください。

コロナ流行中ということもあり、在宅ワーク中心にさせていただいたり、いつも体調を気にかけていただいてました。はじめての妊娠・出産でしたが手続きは難しくなく、復職のタイミングやフルタイムかなども相談させていただけたので、保育園探しや慣らし保育も心配なく進めることができました。

2、職場復帰後の働きやすさはどうでしょうか。
職場復帰に際して不安だったこと、その不安がどのように解消されたのかについてと併せて教えてください。

育休後は同じ部署にフルタイムで復職しました。当初それほど不安は無かったのですが、実際に始まってみると急に休まなければならなくなった時など、対応の大変さを感じました。
即時対応が必要な業務は産休前から部署内で引き継いでいたのと、復帰後もペースを調整できる業務を中心にさせていただいていたので、徐々に仕事と育児のリズムを整えていきました。

3、これから産休育休を取得する方へのアドバイスをお願いします!

育児がスタートして、仕事も始まると思った以上に毎日があっという間に過ぎてしまうと思います。
復職までのお子さんとの貴重な時間を大事に過ごしてほしいと思います。
また、働き方は子育ての段階や状況にあわせて選択の幅が広がっていると思いますので、ご自身が無理せずできれば楽しく子育てできるよう、パートナーに限らず相談することは遠慮しないでほしいと思います。

・2023年4月復職_男性(Mさん)

1、スムーズに産休育休を取得出来ましたか。
産休育休に対する説明や、上司部下同僚のサポートや理解などは十分だったかと併せて教えてください。

特に揉めることもなくスムーズに育休は取得できたと思います。
子供が出来たこと、育休の取得を考えてることを上司に相談すると、すぐに自分がいない間の仕事の割り振り、引き継ぎについての話を進めてくれました。

人事メンバーからも細かい育休制度の説明や育児休業給付金等の国や制度をわかりやすく説明していただき、自分がどのような形で育休を取ると良いのか、判断することができました。

2、職場復帰後の働きやすさはどうでしょうか。
職場復帰に際して不安だったこと、その不安がどのように解消されたのかについてと併せて教えてください。

職場復帰についてもすんなりと行うことができたと思います。
復帰時期について事前に相談もしましたが、特に配置換え等もなく、育休前と同じポジションでの復帰となりました。

職場側の不安については、快く送り出していただけたので特には無かったのですが、育休が終了することにより、育児の負担が妻にかかってしまうことが不安でした。
こちらについては、復帰後早々に「在宅勤務の比率を増やして働いてもらって大丈夫」と言っていただき、実際に在宅勤務を増やして働くことができたので、大きく負担をかけてしまうこともなく、会社と家庭のバランスを取りながら働くことができたと思っております。

3、これから産休育休を取得する方へのアドバイスをお願いします!

育児は本当に大変です!
できるだけ育休は取得可能な日数Maxで取ることをお勧めします。赤ちゃんのお世話は当然ですが、お母さんの産後ケアや各種手続きetc…やることが押し寄せてきます。
産後の奥さんの体調は、今まで生きてきた中で最悪な状態と言ってもいいと思います。(お産は交通事故にあったぐらいのダメージを負うと言われています。)
少しでも奥さんの負担を減らしてあげてください。

そして生まれてきた子供のことを全力で可愛がってあげてください!
何も気にせず、四六時中、生まれた子供を長く愛でることができるのは育休中だけです!
絶対に逃さないでください!

育休中は楽しいこと、辛いことがたくさんあると思いますが、家庭のことに全力を注ぎ、怒涛の日々を乗り切ってください。

女性活躍推進法・次世代育成支援対策推進法による一般事業主行動計画内容

計画期間:2023年4月1日~2026年3月31日

目標 取組内容 時期
女性管理職の割合を30%以上にする リーダー職の女性を対象とした管理職研修、働き続けながら子育てをしている女性社員向けのキャリア形成研修等の実施 2023年10月ころまでに仕組みの整備
2023年11月以降順次実施
女性の採用割合を30%以上にする 各制度の周知
年次有給休暇の取得促進
2023年5月以降順次情報を周知
月ごとに採用の状況を分析する
男性育休100%取得を目指す 子供参観日を実施 2023年中に準備、2024年より実施
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